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調理時間 20分(七分粥の場合)

1月7日は七草の日

この時期に食べる七草がゆは、体にしみますよね。
年末年始のお祝い事で疲れた胃腸がほぐれていくよう


七草がゆ七草粥


スーパーでは1月4日頃から販売しているのは、
食べ疲れの方への「いたわり」の警告かもしれません。


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七草の文化は中国から伝わりました。
日本の古典で最初に出てくるのは「皇太新宮儀式帳」(804年)で、


新年の7日に新菜を羹(おすいもの)に入れて、献上していたと書かれています。


初めはお吸い物に入れていた七草ですが、
おかゆに入れるようになったのは室町時代から。禅宗の教え「質素倹約」の教えからだそうです。


さらに江戸時代になると、
節句(1年間の節目となる日)に食べることが定着し、邪気払い行事になりました。





なぜ、七草がゆを食べると邪気払いなのか


それは、
緑の少ない早春に勢いのある若い芽をつんで、おかゆに入れ、英気をいただいて邪気や疫病を追い払おうということです。


昔は疫病に対する特効薬もワクチンもありませんでした。
だからこそ祈りの力で邪気を払う行事ごとは
日本の食文化には根強く残っています。


さて、今はできあがった七草がゆの冷凍ものが売っていますが、生の七草は全て揃ったパックになって、

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スーパーにて気軽に買うことができます。
早くて1月4日には店頭に並んでいます^ ^


七草を買って、自分で作ったほうがお財布にも優しくて一挙両得。
ぜひレシピを参考に作ってみてください。


七草がゆを作ってみよう!

おかゆは水と米の割合で名前が変わります。
今回は七草の刻み方、そして2種類(五分がゆ、七分がゆ)の作り方をご紹介します。

七草を刻む

■材料(2〜4人分)■

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1パック、4人分とされています。
七草それぞれ、1種類ずつ入っています。

2人分なら1/2パックになります。
2人分作る場合は、6日夜に4人分作り、6日夜と7日朝食べるか、1/2パックは七草がゆにして、残り1/2パックは汁物(おみそ汁やスープ)に使ってくださいね。



■作り方■
七草はそれぞれを洗う(50度洗いが望ましい)。

大根(すずしろ)とカブ(すずな)は白い部分と葉を切り分け、
それぞれ薄切り(大きければ半月切りorいちょう切り)にする。

葉の部分はざく切りにする。

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茎が太いものもあるので、右から左へ刻んだら、また戻って、左から右へ刻み、何度も繰り返して、細かく刻んでください。

ザクザク刻むと、こんな感じになります。



おかゆを作る

七分粥

お米と水の容量が1:7の割合で作ります。
米は1合180ccで重さは150gです。

■材料(2人分の場合)■
米 1/3合(50g),  水 420cc

※水の量のキリよく450ccでも構いません。

■材料(4人分の場合)■
米 2/3合(100g),  水 840cc

※水の量はキリよく850ccでも構いません。

■作り方■
鍋に洗った米と水を入れて、強火にかける。
沸騰したら、弱火にしてお玉や木べらで鍋底から混ぜる。

※必ず混ぜてください
混ぜないと米が鍋にへばりついてしまいます。

少しずらして蓋をし、15分コトコト煮込む。

出来上がりはこんな感じ↓



※1/6の晩にこのまま置いて、翌朝(1/7)に七草を入れて、温めて食べても◎


五分粥

お米と水の容量が1:10の割合で作ります。
米は1合180ccで重さは150gです。

■材料(2人分の場合)■
米 1/3合(50g),  水 500cc

■材料(4人分の場合)■
米 2/3合(100g),  水 1L

■作り方■
鍋に洗った米と水を入れて、強火にかける。
沸騰したら、弱火にしてお玉や木べらで鍋底から混ぜる。

※必ず混ぜてください
混ぜないと米が鍋にへばりついてしまいます。

少しずらして蓋をし、30分コトコト煮込む。
蓋をして火を消す。


※1/6の晩にこのまま置いて、翌朝(1/7)に七草を入れて、温めて食べても◎


七草をおかゆに入れる

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■作り方■
お粥が入った鍋に白い部分(すずな、すずしろ)を入れて、蓋をして中火にかける。

※おかゆ全体がどろんどろんしていたら、野菜に火が通りにくく、鍋底にお粥がこびりつくので、水を50ccほど足して煮込みましょう。

お玉で鍋底から混ぜ、フツフツと温まってきたら弱火にして蓋をし、3分ほど煮込む。
蓋をあけて、白い部分が柔らかくなったかどうか確認する。

刻んだ七草を入れ、全体を大きく混ぜ、蓋をして火を消す。

※青菜は余熱で火を通すくらいがちょうどいい 煮込むと味や香りが抜ける。

※青菜は余熱で火を通すのがちょうどいい
煮込むと味や香りが抜けます。



食べ方は?

塩味はついていません。
塩気はお好みで、 塩をぱらりとふる梅ぼし塩昆布、などお好みのご飯のお供を添えて、お召し上がりください。




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やさい料理研究家・大畑ちつる
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